段階的にふやす
レチノールを使用したことがない場合や、肌のビタミンが不足している場合、レチノール化粧品によって肌に急激な代謝をおこすことで〝かゆみ・赤み〟などの炎症反応や、〝皮剥け・乾燥肌〟などの症状が現れる場合があります。
このような症状を防ぐためにはレチノール濃度の低い化粧品を使用したり、塗付するレチノールの量を少なくするなどして、徐々にレチノールの量をふやしていくことで肌に負担をかけず代謝を高めることができます。
レチノイド反応は代謝が活発に行われていることによる反応なので代謝がおさまると症状もなくなるとされていますが、長期間にわたって肌荒れや炎症などが続く場合などは医師による診断をうけた方がよいでしょう。
体調、体質に合わせて選ぶ!
レチノールは種類によって肌に感じる刺激の強さがことなります。敏感肌の人や、肌のコンディションが良くないときには刺激の強いレチノール化粧品によって炎症をおこしてしまうことも。
レチノールの成分のなかでも最も刺激が強いのが〝レチノイン酸〟です。レチノイン酸は肌への浸透率が比較的高いことがメリットですが、刺激が強いために使用する際には肌のコンディションや自分の肌に合っているかなどを見極める必要があります。
敏感肌のひとに
肌への刺激が弱いのが〝パルチミン酸〟〝酢酸レチノール〟です。この二つのレチノールは酸を合わせることによって性質を安定させたもので、空気による酸化などが他のレチノールよりも少ないというメリットがあります。
また、酢酸レチノールは浸透率も高いため、少ない刺激で肌に十分吸収されるため、敏感肌の人や肌の弱い人にオススメのレチノールです。
季節に合わせる
レチノールによって肌の代謝が活発になることは美肌、美白にとって大きなメリットですが、新しい細胞は外からのダメージを受けやすいということを念頭に置いておく必要があります。特に7月から8月には紫外線量がピークに達し、通常の肌でもダメージを受けやすい季節です。
代謝が行われてすぐの細胞は紫外線のダメージを受けやすい性質であることから、この時期のレチノールの使用には注意する必要があるでしょう。
酢酸レチノールやパルチミンレチノールはビタミンEや植物油などを合わせたレチノールで肌細胞を守る効果が高いため、とくに紫外線の強い夏季にはこの二つのレチノールが向いていると言えます。

